CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

1月28日 ミーティング報告

 こんにちは、2年生の岳です。

 今回の勉強会は「難民条約と日本」というテーマで、もえが発表してくれました。以下が主な内容です。
 難民条約は現在難民保護についてルールのような役割を持っています。例えば、日本でも難民申請に対して条約の定義に基づいた判断がなされています。
 日本においては難民の認定率は低いと言われていて、それはこの定義を厳しく解釈しているためです。一方で本国で迫害される、または命の危険がある人を追放・送還してはならないというノン・ルフールマンの原則も軽視はできません。主に日本における長期収容の原因の一つは、この原則と難民不認定との間に挟まれることだと言われています。このような状況にある被収容者の方々について、それを看過せず考え、小さなことからでも「寄り添う」支援をしていくことが大切であり、それがCLOVERの目的でもあります。

 勉強会の後、先日行われた国際系団体交流会についての意見交換を行いました。普段見ることのできない他組織内部の工夫が見られ、参加したメンバーは各々様々な収穫を得たようです。私たちも団体としてさらに運営や発信を強化しつつ、他の団体との交流も深めていけるといいですね。

 また、今後行うオンラインイベントについての進捗や確認も行いました。既に自分の役割をスマートに完了したメンバーもいて、喜ばしい限りです。また完成したものも全員で吟味し、しっかりとした議論ができました。このようにイベントも段々と形になってきております、お楽しみに!