CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

JARの「難民アシスタント養成講座」に参加して

こんにちは、企画広報チーム1年のうららです!暑さが続きますが、体調に気をつけて過ごしていきましょう!

さて、先日7/7・7/8の二日間、3年生の夏穂さんと私で、難民支援協会が主催する、「難民アシスタント養成講座」に参加しました!全国各地からこの講座に足を運ぶ方もいて、様々なご職業の方も多くいらっしゃいました。聞くこと聞くことが刺激を受けることばかりで、より一層自分たちの活動に力を入れて取り組んでいきたいと思いました。

この講座では、難民についての知識だけでなく、日本や世界での現状であったり日本の難民や移民政策・制度であったりということも学ぶことができ、この講座に参加しないと得られないことばかりでした。

私は今回初めてこの講座に参加し、初めて本格的に難民について学びました。自分の知らないことばかりで、知って行くたびに自分の心が重くなっていくようでした。今まで問題視されていたこの難民・移民問題ですが、こんなに複雑でとても深刻な状況であることを理解していなかった自分が情けなくなりました。もっとちゃんと知ってしっかりこの問題と向き合いたいと感じています。

実際に私たちが面会をする方には様々な背景をお持ちの方がいらっしゃいますが、中にはやっとの事で日本にたどり着いたのにそのまま空港で申し出て収容されてしまう方や、難民認定を受けられずにまたは認定待ちで収容施設に長期収容されてしまう方、仮放免を受理してもらえない方など、多くの方々が本当に精神的にも辛い状況にいらっしゃいます。いくら自殺防止のために施設内で使えるものを制限しても、自殺は起こってしまうし、医療環境が整っていないために命を落としてしまう病気に迅速に対処してもらえません。難民認定にも時間がかかるだけでなく、必要な書類も非常に多く、何もわからない中で不利な状況に立たされてしまうことも多いようです。
普段はこういった問題を目の当たりにすることや、現実としてひしひしと感じること、それにこのような難民について触れる機会もあまりないかもしれません。遠い存在のように感じたり、自分とは関係がないと感じてしまったり、そんなに知らなかったり…私もそうでした。でも、そのままにしていていい問題ではありません。何か少しのアクションを起こしてほしい。一歩でいいから、この問題に足を踏み込んでみてほしいのです。その一歩で、何かが変わったり、また難民の方々の力になれるかもしれませんし、皆さんの気持ちに訴える何かもあるはずです。しかも、この問題は私たちと無関係ではありません。むしろ今後の私たちに大きく影響してくる問題です。それに気が付き、一人一人が行動を起こすことによってそれが大きなものに変わります。私たちは一人一人がその重要な任務を背負っていて、できることは少ないかもしれないけれど、その思いを胸に活動していくべきだと感じました!

最後に、私たちの活動に興味を持ってくださった方々、一緒に活動してみませんか?ご連絡いつでもお待ちしております!

長くなってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました!