CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

牛久の会年次活動報告会に初参加

こんにちは(^O^)

御無沙汰してますこえみです♪

先週の日曜日、私は初めて牛久の会年次活動報告会に参加してきました。

今まで知らなかったことを肌で感じる貴重な体験となりました。

やはり印象的だったのは、仮放免の方々の声や難民認定までに長い年月を費やした方々、そしてその家族の声でした。命からがら逃げだしてきたのが精一杯であったのに、母国で生活することの危険を証明しろと言われ、また書類を集めたとしても、審査期間が長く、挙句の果てに証拠が不十分・不適切とまで言われ、動物以下のような扱いの収容所にいれられる。話を聞いていて、日本人として正直情けなくなりました。確かに、国の安全を守るための基準は必要だと思います。それは十分理解できます。でも、本当に日本で住むことを必要としている人たちにとってこの現状はあまりにも過酷ではないでしょうか?難民申請の基準を下す人は何が事実であるのかをしっかりと判断する力を存分に発揮してほしいと思いました。と同時に私たち日本人の心の片隅にある外国人に対するネガティブ意識を感じました。現在になってグローバル化が進み、町によく外国人を見かけるようになりましたが、日本は長い間、基本的に単一民族国家であり、国民は異なる文化を持つ人達と交流することは滅多にありませんでした。そのせいか、私たちは外国人と接することに慣れておらず、無意識のうちに日本人とそうでない人たちとの間に高い壁を作ってしまっている気がします。それは偏見やいじめといった形で社会に表れており、難民の方が難民として日本で生活していくうえで、辛い経験へとつながっていくのではないのかなと思いました。

日本における難民問題の解決を考えたときに、もちろん制度の改正も必要だと思います。しかし、それ以上に私たち日本人のどこか心の奥底にある外国人に対する意識を変えていくことが必要になるのではと思いました。そのためにも、CLOVERの活動を積極的にやることで多くの人にそのきっかけを与えられればいいかなと思います。ということで、私もあしたの交流会頑張ります!!(*^^)v