CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

3月16日 面会報告

こんにちは!またまた面会チーフのあきです(^^)/

今回は3月16日にかほと私で面会に行ってきたので報告します!

一人目はエチオピア出身の方で、ドイツの大学でアートを専攻していたときに日本にあーティストとして来てから、ビザがきれてしまったことが原因で収容された方(以下B.F.さん)でした。

インターナショナルな環境で過ごしてきたところが、私のカナダでの高校時代と重なり、日本と世界の違いについてなどの話で盛り上がりました。ちなみに、母国語はフランス語で英語はペラペラですが日本語は勉強中だそうで、英語での会話でした。被収容者の多くは日本語が上手なので、久しぶりに英語を使えてよかったです。

二人目はカメルーン出身の方(以下L.M.さん)で、手紙で面会希望を受け、了解の返事を出してから数ヶ月が経ってしまっていたので、やっとお会いすることができてよかったです。「もう自分のこと忘れてしまったかなと思っていたよ」と言われ申し訳なかったので、面会に参加できるCLOVERの人数をもっと増やしてなるべく待たせないようにしたいと思いました。

また、CLOVER以外の一般市民の方や大学生にも面会活動を知ってもらい、参加してほしいと思います。面会希望はいつでも受け付けていますので、春休みなど時間があるときに気軽に連絡お願いします(^^)

さて、今回の面会で感じたことは、被収容者の方は初対面でもCLOVERの「被収容者の方の支えになりたい」という想いをよく理解してくださり、心を開いてくださるということです。収容されている人=悪い人というイメージがどうしてもあると思いますが、その背景にはいろいろな問題があり、妥当な理由なしに収容されている人が多くいます。

今回お会いした方も制限だらけの生活のなかで、自由の身になったら人のために働きたいという目標をもって勉強しているようでした。B.F.さんからは辞書と脳科学の本、L.M.さんからも辞書と世界史の本の差し入れの希望がありました。

CLOVERには全国の理念に賛同してくださった方々から、要らなくなった辞書や本や文房具などが送られてきており、それらを被収容者の希望に応じて差し入れる活動もしています。辞書は多くありますが洋書や学問の本などはあまりないので、
こちらもご協力いただけると幸いです。

面会報告のはずが、お願いにもなってしまいました...(汗)

これからもCLOVERをよろしくお願いいたします。