CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

7月16日面会報告

こんにちは!たびたび登場してますこはるんです(笑)

さて、7月16日の面会について報告させていただきたいと思います。

今回は、私、ともひろさん、あっきーなさん、りなさん、関根さんの5人で、午前中から行きました。最初の二人と後の三人の二組に分かれて面会しました。

私は初めての面会だったので緊張しました。私とともひろさんは、4人の方と面会し、2人の方にキャンセルされました。何を話したらいいのかわからなくて、ともひろさんに頼りっきりになってしまいましたが、4人の方と面会する中で、面会の雰囲気やペースに少し慣れることができたように思います。

面会室の狭さとか、被収容者の方との間を隔てる窓ガラスとかに、ちょっと強烈な印象を受けました。指一本触れ合うこともできなくて、なんだかすごく被収容者の方々と世界が隔てられているように感じました。この窓ガラスの向こう側の世界で生活している人がいるんだな、ということが実感として分かったような気がします。

最初にお会いしたインドの男性は、5回ほど仮放免の申請をしているのにまだ通らないのはおかしい、早く出たいとおっしゃっていました。そんなつらい状況の中でも元気を出して、希望を捨てないでいようとしている姿には、むしろこちらが勇気づけられました。

最後にお会いしたフィリピンの男性は、さっきサッカーをしたところだとおっしゃっていました!体調がすぐれないこともあるそうですが、とても明るくて元気な方でした。折り紙を使ってバイクや車、船などの置物(?)を作っているそうで、今回バイクの置物を見せてもらいました。とても完成度が高くて、お見事とした言いようがなかったです!窮屈な生活の中でも、こんな風に自分の好きなことを楽しんで、少しでも毎日を明るくしようとしている人もいるのだなと思いました。ポジティブに生きている姿は見習わなければ、と感じさせられました。

ただ、よく眠れなかったり肌が荒れたりするなど、やはりストレスを抱えている方が多いようです。そのような方たちが、私たちと話すことで気分が明るくなる、と言ってくださるのを聞いて、面会活動の大切さを感じました。私たちは学生団体なのでできることには限りがありますが、面会活動などできる限りのことは続けていくのが重要なのだと思いました。

以上です!読んでくださってありがとうございました。