CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

牛久の会年次報告会

えにもです^^ひさしぶりのブログです*

本日12月2日はいつもお世話になっている牛久の会さんの年次報告会に参加させていただきました。

なので、その報告と感想を述べさせていただきます。

今回で参加するのは2回目ですが、

今年もCLOVERとはまた違った雰囲気を味わえてとてもいい刺激になりました。

なんといっても仮放免の方々の生の声が聴けたということが一番でした。

「難民に対して日本人の何パーセントが理解を示してくれているんだろう?」

ある仮放免者の方はこう言っていましたが、

日本人全体から見ると、この問題に関して関心を持っている人、少なからず知っている人も、

本当に一部しかいないんだろうなと思います。

かくいう私もつくばに来なかったら一生知り得なかった問題だったかもしれません。

「こどもに会いたい、なのに会えない…」

と涙をこらえつつ収容当時のお話をする方も、

「僕たちは虫よりはいい待遇を受けているかもしれないけど動物よりは下だ」

とおっしゃる方も、

みなさん日本人は好きと言ってくれていました。

それなのに日本がそれに応えられていないのは、法律、制度、様々な問題があるけれど、

日本人全体としてこの問題を知らない人が多すぎることもまたひとつの大きな問題です。

この問題に何も興味がない人でも、

例えば地球温暖化の問題だったり、高齢化社会の問題だったり、原発の問題だったり、

みんなが当たり前に知っている問題として日本の難民・移民問題がとらえられるようになったとき、

この状況は今よりもっと改善されるのかな、と思います。

知るだけじゃなくて行動にうつすことも大切だけれども、まずはみなさんに知ってもらうことも大切!

というわけでさっそく、今週土曜の難民交流会で「知る」輪を広げていけたらなと思います。

また、個人的に衝撃的だったのが、海外からの「研修技能実習生」の問題でした。

弁護士の方が詳しくお話ししてくださったのですが、私はこの問題を初めて知りました。

彼らのつらい生活について知ることができたのも、またこの会での大きな収穫でした。

これらの解決の道のりはまだまだ長いものだとは思いますが、その解決までの一歩一歩に少しでも貢献していけたらと改めて思いました。

以上、イベント参加報告でした*