CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

2011.8.24 面会報告

今日の面会は、清心女子大のしおりさん、かなさんと、むーみん先輩、私(ぐみぐみ)の4人で行ってきました。

清心にも、日本の難民問題に焦点を当てて活動をしている団体があるんですね!

その二人にとって、難民に会うのは初めてだったようで、やや緊張気味でした。

私も、一人で面会するのは初めてだったので、どきどきでした。

今回私は4人の人とお会いできました。

はじめの2人とは英語での会話だったので、正直すべては聴きとれず、英語力のなさを痛感しました。。

それでも、言葉の壁を越えて、感じられるものはありました。

一人目のケニア人女性は、常に微笑を浮かべている素敵な方でした。

でも、どこか哀しい、疲れきったような表情で、心の底からの笑顔ではないように見えました。

そんな彼女は、私と同じ、プロテスタントのクリスチャンでした。

私の拙い英語力でもはっきりと聴き取れたのは、

Only God can save us.

という、彼女の言葉。

自由時間でよく読む聖書の言葉と、神様の存在が、彼女の心の支えになっている、と話していました。

二人目のカメルーン人男性は、非常に速くてくせのある英語でした(泣)

その方は、収容されていることを、自分の過失だから…と受け止めていました。

そんな方もいるのか…と驚くと共に、どう反応していいのか、戸惑いました。

三人目は、明日仮放免になるロシア人女性でした。

夫を愛しているから、この苦しみを乗り越えられた…と話していました。

明日からの、旦那さんとの幸せな日々を、祈ります。

四人目は、日本に来て20年にもなる、イラン人男性でした。

二年半も収容されている苦しみを、流暢な日本語でたくさん語ってくれました。

宇宙から地球を見たとき、国境なんてどこにも見えない。

それなのに、国境を越えた人々を、日本政府は必死になって追いだそうとする。

でも、日本が素晴らしいのは、言論の自由があること。

問題に対し声を上げることができる。

学生だって、無力じゃない。

面会する度に現状を学んで、難民の声を周りに伝えることができる。

だから、がんばって!祈ってます!

言っている意味が十分には分からなかったり、

相手の要求に応えられなかったり。。

それでも、面会には意味があるんだと、教えられた気がしました。