CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

7月8日(月) ミーティング報告

みなさん、こんにちは!大学2年の呉です。
今週の月曜日に7月に入って初めてのCLOVERミーティングがありました。いつも通り、各チームの報告をして、今年度から始めた、難民についての勉強会をしました。今回は、2年のちはるが長期収容についてのプレゼンをしてくれました。私自身、先日の牛久市の東日本入国管理センターでハンストを行っているという報道が頭にあったので、入管の仕組みについて知ることは同時に収容者の方を知ることに繋がると思いました。同時に、難しい話題でもあったと思います。入国管理庁の施設に長期間(6か月以上)収容される人数が2016年末から2018年7月末までで増加しており、収容外国人全体に占める長期収容者の割合も2倍以上と、非常に増加しているそうです。私の想像以上の増加で驚きました。また、そもそも収容は退去強制という行政措置の前段階、準備段階となっていますが、その一方で退去強制決定後の収容に関しては法定に上限期間はありません。そこが非常に曖昧であるけれど、曖昧にならざるを得ない状況になっているのではないかと思いました。今回の発表で、普段面会でお会いしている方の直面している状況を知ることができたと感じましたが、その状況の対処の困難さを改めて感じました。まだまだ、入管について知らないことばかりなので発表や自分で調べて、もっと知っていきたいと思います。

 そして!CLOVERの中央図書館展示の準備もただいま着実に進んでおります!昨年も図書館展示を行いましたが、今年もみなさんと一緒に難民について考えられるような展示にしていこうと思っています。ポスターも完成したので、ぜひご覧になってください!