CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

12月14日面会報告

お久しぶりです!7代目代表兼面会チーム2年のこはるんです♪
いよいよ今日は大晦日ですね。今年も終わってしまうと思うとちょっと切ない気もします…
さて、ブログの更新が遅くなってしまいましたが、今年最後の面会報告をしたいと思います。

今回は私とぶっちーの2人で行きました。また、いつも面会している被収容者の方たちにクリスマスカードをプレゼントしました!喜んでいただけていたらうれしいです。
私は今回で5回目の面会となるブラジル人男性の方とお会いしたのですが、この方はいつも明るくて色々な話をしてくださる方で、今回も入管職員さんとのやりとりやこの頃読んだ漫画などについて楽しい話をたくさんしてくれました。
入管施設内の共用スペースには、以前収容されていた方が出るときに置いていった漫画や本があるらしく、暇なときはそれを読んで時間を潰すこともあるそうです。
また、彼は「逃げ恥」を見ていたらしく、面白いですよね!!と盛り上がりました(笑)今となってはもう終わってしまったので、彼も「逃げ恥」ロスになっているかもしれませんね(笑)

さて、後半はぶっちーの面会報告です。
私はイランの方と面会しました。初めてその方と面会してから数カ月がたとうとしていた時でした。
私が目にしたのは、最初の頃とは想像もできないほど憔悴しきった姿でした。もとから背中に病気を持ってらしたのは知っていましたが、それでも最初の頃はキラキラとした笑顔でイランや日本の素敵なところを語ってくださっていたのが印象的でした。先日の面会では病気が悪化し車椅子になっており、表情にも陰りが見られ、「こんな姿をみせたくなくてなかなか面会できなかった」と話してくれました。
面会で泣きそうになったのは初めてで、少し困惑していますが、その感情は透明な厚い壁を隔てて私はとても無力であること、面会は回を重ねる事に被収容者として以上に個人としての関わりになってくるんだなぁということ、そんな中でもテスト頑張って年明けにできたよって報告に来てねとこちらを気にかけてくださることなどいろんな思いが入り混じったものでした。
私にできることはごく小さなことかもしれないけど、続けていこうと決意を新たにした、面会でした。