CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

5月21日面会報告

こんにちは!3年のかみやんです。

面会報告を書くのは実は初めてだったりします。

21日も面会に行ってきましたので、報告させていただきます!

メンバーは、こうじくん、てっぺい、ふじかさん、さーやの5人でした。

毎回、被収容者の方とお話しするのももちろん非常に楽しいですが、牛久に向かうまでのドライブで

メンバーといろいろな話をできるのもまた面会の楽しみの1つでもあります(^O^)

また、今回は引退した4年生のふじかさんも来てくださり、車内はとても盛り上がりました!

さて、今回私は、ロシアの女性の方とお会いしてきました。

この方はとても笑顔がチャーミングで、気さくな方でした。話が途切れることなく、面会時間の30分があっという間に過ぎてしまいました。

収容所内は女性も少なく、決して良い環境とは言えない制限された生活の中で、絵を描いたり、服を繕ったり編み物をしたり自ら生活を充実させようとしている姿が印象的でした。

互いの趣味の話やロシアの水族館の話など、話は尽きず、この女性から逆にたくさんの元気をもらいました。

この方は友人や家族はみなロシアにいるそうで、めったに会いに来てくれる人がいないということで、「こうやっておしゃべりできることはほんとにうれしい」とおっしゃっており、CLOVERの面会活動の重要性を痛感しました。

またその方は日本のことがとても好きで、日本人のパーソナリティはすばらしいとおっしゃっていました。

収容所を出たのち、日本で暮らす方が多い中で、日本のことを知ってもらい、好きになって、日本での生活をより快適に過ごすためにも、このような面会を通して私たちが収容所と外での生活をつなぐ架け橋になれたらと感じました。

個人的に、この年度になってから複数回面会に行く中で毎回新しい発見があり、また(今日はどんな人と会えるのだろう)という小さな緊張感があります。今までは面会する方とうまくコミュニケーションが取れるか心配で心配で仕方なかったのですが、今はお互いの共通点をみつけたり、すこし思いやるだけで、前よりも早く打ち解けられるようになったかと思います。何よりも緊張しすぎるとそれが相手に伝わってしまいお互いに不利益なので、「会話を楽しもう」ということを心がけています。

今日はこのあたりで失礼します!

読んでくださりありがとうございました

かみやん