CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

9月7日面会報告

こんにちは、えにもーです。

昨日の面会は、むーみんさん、ほっぷさん、私の3人で行ってきました。

わたしは面会が2回目だったんですが、久しぶりだったので結構緊張しちゃいました。

でもそんなのも面会でお話してると吹っ飛んじゃいますね。

みなさん優しくて、素敵な方たちばかりなので。

そしてこの日は新たな学生団体さんにお会いしました。

「RAIM」という団体さんで、早稲田大学の学生さんたちでした。

朝早くからお家を出てはるばるこの茨城県までお越しくださったようでした。

同じ難民問題に取り組む仲間として、今後面会でもイベントでもなにか御一緒できたらなと思います。

そんな素敵な出会いもありつつ、今日わたしは4人の方たちと面会させていただきました。

一人目の方は日本をとても気に入ってくださっていて、日本人としてなんだかうれしかったです。

そしてなんとこの方、、、

仮放免決定!!!!

したそうです!

ほっぷさんとわたしとその方の3人で大喜びでした。

こういう報告をもらえるととても幸せな気持ちになりますね。

二人目と三人目の方たちは一緒に面会させていただきました。

一人はすでに面会されたことのある方で、とっても日本語が上手でした。

もう一人は面会が初めてで、日本語があまり得意ではないとおっしゃってましたが普通に日本語で話されてました。

会話の中で、収容所内の医療にひどく不満をもっているとおっしゃってました。

特に面会が初めてだった方はお薬を服用中らしいのですが、

量が多く、服用期間も長く、、、

そして1番の不満が、薬の名前や説明が「日本語でしか書かれていないこと」だそうです。

薬じゃなくても、食事のメニューなどいろんなものが日本語でしか書かれていないことが彼らにとってひどく不便らしいのです。

読めない言葉で説明されても意味がないんですよね、、、

最後の方は初めて1対1で面会させていただきました。

ひとりで面会室に入るのが初めてだったので、待ち時間は

「緊張」

この一言に尽きます。。。

でもそんなの吹っ飛びました。

わたしが何を聞こうかあわてて考えていると向こうから話題をふってくださったり、いろいろと気を遣わせてしまったのかもしれないですが…

とにかく優しい方だったんです。

そしてサッカー大好きでした。

サッカーの話をしてるととっても楽しそうなんですね。

実はこの面会時間、運動の時間だったらしく、本当は外でサッカーできたのにそれをあきらめて面会に来てくださったらしいんです。

せっかくの運動のじかんを邪魔してしまったのが申し訳なかったですが、大好きなサッカーをあきらめて面会に来てくださったことがとっても嬉しかったです。

年も近かったので、楽しく会話で来てよかったです。

面会に来てお話するだけという小さな活動でも、

少しでも収容所の中の人たちの心のケアにつながっていければと思います。

9月7日の面会報告でした。