CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

翻訳チーム紹介(^O^)/

こんにちは!

翻訳チームの紹介をさせていただきます\(^0^)/

翻訳チームのすみれと申します♪

翻訳チームの活動内容は主に2つ!

1.翻訳コーディネート

2.翻訳チェック

翻訳コーディネートは、

CLOVERのもとに届いた翻訳依頼を管理し、

CLOVERメンバーや外部の方に翻訳協力の募集をかけるという作業です。

翻訳依頼された原文はスキャンしデータ化するので、

メールで送れて、遠く離れた方にも協力していただけるんです!

最近では、うれしいことに翻訳依頼数も増えてきています[emoji:i-260]

翻訳チームメンバーだけでは、人手不足で翻訳が間に合いません。

翻訳チームはみなさんに支えられているんです。

翻訳チェックでは、

翻訳していただいた文章を、翻訳チームで協力して、誤りがないかチェックしています。

1人で行った翻訳だと解釈が不安だったり、些細なスペルミスがあったりします。

そこで翻訳チームメンバーが話し合いながら、チェックをするんです。

この作業がとっても重要!!!

集中力のいる作業です。

私が行った翻訳も、よくチームメンバーに直してもらっています[emoji:i-235]

責任を持って翻訳していますが、このチェックがあるからこそ、安心して取り組めるんです[emoji:i-80]

チェックした翻訳をコピーし、収容所に差し入れしたり、郵送したりします。

そんな翻訳チームの精鋭たち![emoji:i-221]

ヒダヤさん(国際総合学類2年)

田中清鈴(国際総合学類1年/チームチーフ)

寺井藤香(国際総合学類1年)

岡幸穂(国際総合学類1年)

そして素敵なOG・OBのみなさん[emoji:i-267]

かずへいさん(社会工学類3年)

しゅんさん(知識図書情報学類3年)

えっちゃんさん(生物学類3年)

ざごちゃんさん(社会工学類3年)

かよさん(国際総合学類4年)

ラチンさん(社会学類3年)

遅くなってしまいましたが、

なんで難民と共に歩むユース団体CLOVERに翻訳活動が必要なの?

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

私たちが翻訳しているものの中で一番多いのが、

難民申請異議申し立てに使う資料です。

実は、日本では、難民申請異議申し立ての資料は日本語のものしか認められていないんです。

入国管理センターに収容されている、または仮放免中で外に出ている難民申請者の方たちは、

もちろん外国の方で、日本語を書くという作業はとても大変なことです。

しかし、プロの翻訳家に依頼するとかなりの額を払わなければなりません。

それは難民申請者にとって大きな負担になってしまいます。

それならば、

難民申請者のために

CLOVERがボランティアで翻訳をやろう!

というわけです。

異議申し立ての資料は、申請者直筆の訴えであったり、母国で起きた事件の英字新聞であったり、

家族からの手紙であったり、母国からの重要な文書であったり、とさまざまです。

異議申し立ての資料以外でも、医者の診断書が日本語で分からないから翻訳してほしい、

自分の裁判判決文を家族に読ませたいから母国語にしてほしい、などいろいろな依頼があります。

CLOVERで扱う翻訳は主に、英語→日本語日本語→英語ですが、

帰国子女の方や留学生の方にも協力していただいて、

できるだけさまざまな依頼にこたえられるようにしています。

過去、ペルシャ語やスペイン語も対応しています。

翻訳チームの活動は、難民の方々のニーズにマッチしているし、

もっとも直接的に支えられているかな、と思います。

そして私たちも、翻訳したお礼の手紙が届いたりして、

これからも頑張ろう、と思えます。

私たちも支えられているんです。

最後に翻訳チームの今後の方針!

①翻訳の質を高めること 

 先に述べたように、扱う文書はとても重要なもので、

 難民になれるかどうかにかかわりますから、翻訳活動は難民申請者の方の人生に影響することでもあります。 

 ボランティアだからといって、学生だからといって、妥協することなく、

 質の高い翻訳をこれからも目指します!

②翻訳チームの活動に、思いやりや愛情を忘れないこと 

 翻訳チームの作業は、パソコンを使ったデータ管理や翻訳文のチェックなど、

 機械的になりがち、仕事っぽくなりがちです。

 しかし、その中でも、難民の方への思いを忘れず、役に立ちたいのです。

 翻訳文以外にメッセージカードを届けるなどしています。

 翻訳を期限に間に合わせてお届けすることで

 「自分にも協力してくれる人がいるんだ」と難民の方の心が明るくなれば本望です。

最後に…

翻訳活動は本当にやりがいがあります。

難民の方の心からの訴え。母国で何が起きているのか。

難民の方それぞれに、それぞれの人生があるんだな、と痛感させられます。

私たちは翻訳活動から学ばせてもらっています。

翻訳チームメンバーや翻訳協力者、随時募集中です!

たくさんいればいるほど、たくさんの依頼にこたえることができます。

もし興味を持ってくださったら、ぜひぜひCLOVERにご連絡を!

長くなりましたが、

読んでくださってありがとうございました。

これからも精一杯頑張ります!