CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

面会行ってきました

どうもどうも、こんばんは。

レポートに追われて今夜は眠れそうにないホップです。

少し遅れましたが、今回は2月25日の面会についての報告させていただきます。

こだしょうさんと二人で4人の方とお会いしてきました。

そのうち、二つ取り上げてみたいと思います。

まず一つ目、

イランの方でした。

その方は、背景にいろいろな政治的な問題を抱えていらっしゃる方で、

本国に帰ることはなかなか難しそうな様子でした。

ただ、今回はその方の話からは少し外れるのですが、その方との面会を通して

考えたことを一つ。

それは、

知識が足りない。

ということ。

その方との話の中では、イランの某大統領の名前や

歴史的な背景を織り交ぜた内容の話がいくつか出てきました。

そういう、話になった途端、僕は何を聞けばいいのか、

どういうリアクションをとればいいのか分からなくて、無力感を感じました。

その時は、こだしょうサンがいてくれて話は成り立ったけど、

一人だったら対応できなかったろうなぁ・・・

「知らないもんはしょうがない」って言いきっちゃえばそんなもんだけど、

自分が知らないばっかりに、その方の、これから会う方の、力になれないことが出てくるかもって

考えるとなんか悔しいですね。

もっと勉強して、難民や政治のことだけでなく、ひろく学ばなければ!

と強く思った面会でした。

そんでもってもう一つ、

その方は、とにかく頭の良いというか、

ものすごくしっかりとした自分の意見を持った方でした。

彼は、単純に博識でもあり、日本の難民制度、日本の外交などについて幅ひろい

知識を持っておられて、自分の置かれている状況なども客観的に分析されていました。

でも、僕がもっと感心したのは、そのかたの生き方というか、哲学でした。

話が人生の哲学みたいな方面へ及ぶと、アツく話をされて、少し聞き取れなかったところも

あったのですが、とにかくその方の熱意や気持ちは非常に伝わってきました。

「私は、クリスチャンでもなければムスリムでもない。私が信じているのは私だよ。」

それは、一人よがりでもなければ、自己陶酔でもなくて、何か自分の中に確固たるもの

を持って生きていることを示すような言葉でした。

そして、その方が僕たちにしきりに言っていたのが

「まず考えなさい。 そして、何をすべきか、何が出来るか考えなさい。」

ってこと。

あなたが信じた道を行きなさいってことなのかなって自分では解釈してます。

もっと、もっとあの方とは話をしていろいろ学びたいものです。

そんなこんなで、今回の面会はたくさんのことを学ばせてもらい、

さまざまなインセンティブを与えられました。

なんだかやる気湧いてきましたね(^o^)/

レポートもがんばりましょうか(笑)

それでは、最後に二つ目で紹介した方から頂いた言葉を一つ。

「Your life is in your hands.」

CLOVER