CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

牛久の会年次活動報告会に参加しました

 初めまして、由宇です。報告が遅くなりましたが、昨年12月4日に行われた牛久の会年次活動報告会に参加させていただいた際の報告をしたいと思います。

 代表の田中さんを始め、牛久の会の方々にはこれまで大変お世話になってきました。今のCLOVERがあるのは牛久の会の方々のサポートがあったからといっても過言ではないのです。

 さっそく報告会についてですが、一言で感想を言うと、「やっぱり学生団体とは違うな・・・」。やはり何年にもわたって難民の方々に寄り添い、実質的な支援をこつこつとやってきたという実績が、報告会のひとつひとつの場面で非常に感じられました。報告会の前日には牛久の会さんが「東京弁護士会 人権賞」を受賞され、その活動は多くの人に認められていることがわかります。私たちのような学生にはできることが限られており、ソフト面での支援が中心となってしまいますが、牛久の会さんは地に足の着いた支援で、難民の方々からも厚い信頼を得ています。もちろん私たちが簡単にまねできることではありませんが、身近にこんなにすばらしい団体が活動しているので、どんどん吸収して見習っていけたらと思います。

 報告会には様々な支援団体の方や、難民の方々、学生など様々な人々が参加していました。我らがCLOVERも、ゲストとして活動紹介をさせていただきました。ありがとうございました。

 プログラムには自由討論の時間も設けられていらのですが、たくさんの人がそれぞれの立場から思いをぶつけ合い、会場にいるすべての人々が一丸となって同じ方向に向かっていくぞという熱気があふれていました。少しずつ良くなっている入管の処遇ですが、まだまだ問題は山積みです。報告会でも話されましたが、様々な支援団体や難民の方々が手を取り合い、問題に立ち向かっていかなくてはなりません。今回の報告会では多くの支援団体がそれぞれ熱心に活動していることを知ることができ、これから活動していくにあたっての勇気をもらうことができました。

 来年の報告会に参加させていただくときには、さらに問題が改善していること、そこに何らかの形でCLOVERが貢献できていることを願っています。牛久の会の皆さん、ありがとうございました!!