ワークショップ★多様化するグローバルな「人の移動」と日本の課題
2010年1月21日(木)・22日(金) @人文社会学系棟B620
IFERIワークショップ
~多様化するグローバルグローバルな「人の移動」と日本の課題~
に参加させていただきました。
橋本直子さん(国際移住機関プログラムマネージャー)による講演会およびワークショップでした。フリートークでアットホームな場でした☆
⇒橋本直子さんとは?
2000 年、英国オックスフォード大学院より難民学修士号取得。
日本政府外務省在ニューヨーク国連代表部(人権人道問題専門調査員)、国際移住機関(IOM)本部人身取引対策課(アジア・アフリカ地域担当プログラム・オフィサー)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)北部スリランカ(ワウニヤ)事務所(准法務官)、外務省総合外交政策局人権人道課(国際人権法人道法調査員)を経て、2007 年8月より現職。
要するに難民問題に関する専門家の方でした!
CLOVERとしても、専門家とお会いできるのは、本当に絶好のチャンスでした。
各自たくさんの学びをいただきました。
・IOM(国際移住機関)とはなんぞや
→参照:国際移住機関
・移民の定義は、No Universal Definition Agreed Upon!
世界的な定義づけはなされていない!
・国籍の問題
・違法移住の問題
・難民の問題
・国際結婚の問題
・混血児の問題
……などなど
様々ななお話をしてくださいました。
初めて知ることも多分にあり、勉強になりました。
´3`)ノCLOVERメンバーからの感想★
Lachinより
On 21 and 22 January, I participated in the lecture called "Diversification of global migration; what Japan should do?". Even though, I couldn't listen to all of the lecture, it was very helpful. Basically, we talked about different migration problems around the world and solutions to them. The lead speaker was an experienced woman in migration matters as she studied and worked in this field for a very long time. She, indeed, tried to be very helpful to us by giving an infomative lecture. I liked the atmosphere in the room because I felt free to ask questions and teachers/speakers did try to give the best answer they could.
由宇より
大学院生向けのワークショップということで、知識などほとんどない自分が参加しても、ついていけるかはじめは不安だったが、簡単な英語で分かりやすく行われ、非常に充実した時間を過ごせた。
「移民」について扱う講演内容で、さまざまな国際機関を経て現在IOMで働いていらっしゃる方のお話は、説得力があり、普通に授業を受けるよりもすっと内容が頭に入ってきた。
筑波ではなかなか外から情報を得るのは大変で、お金もかかるが、こうした講演会やワークショップにはお金を惜しまず、積極的に参加していきたいと改めて感じた。参加することで知識が得られ、将来の選択肢が広がると思う。知らないでいることは怖い。みんなでワークショップの情報など、どんどん共有していきたい!
綾より
初めてワークショップに参加させて頂いた。英語での講演であったし知識もない自分は不安でいっぱいであった。しかし流暢できれいな英語を話す明るい橋本さんは、誰でも意見を出しやすい場を作り出し、それぞれの意見を尊重し、みんなで考える機会をつくってくださった。
移民と難民の違いもうまく説明できず、IOMについてもほとんど知らず、私は自分の知識不足を実感した。他の留学生の参加者の意見も勉強になった。これからのCLOVERでも広い視野で難民について考えいけたら良いと思う。
そして本当に率直に感想を述べるなら、橋本さんをかっこいいと思った。伝える力、キャリア…自分の目標にしていきたい。