CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

3月18日 ミーティング報告

こんにちは!1年生のかなです。


今日のミーティングでは、先週第2弾が開始した国際法勉強会の第2回目が行われました。今回は、難民申請が認められなかった2つの事例を通して、難民認定の流れにおける問題点について考えました。


難民認定は主観に委ねられる面が大きいことや、審査のための調査が十分になされているのかが分かりづらいというような問題が見えてきました。

その問題を解決するためには、発表にもあったように認定のための画一的な指標を設けるなどの対策が必要なのだと思います。しかし、指標といっても申請する人は一人一人事情が違っており、全員に適用できる具体的な基準を考えるというのが難しいところだと思いました。


また、4月に向けて新歓の準備も始まっています!

CLOVERは、学年学類問わずメンバーを募集しています。少しでも興味を持った方は、各種SNSで活動の様子を更新しているのでぜひ覗いてみてください🍀

3月11日 ミーティング報告

こんにちは!1年のたすくです。


筑波大学では、先日3月12日に後期試験が終わり、間もなく後輩となる新入生が入学してきます。このブログを見てくださっている新入生のみなさま、合格そしてご入学おめでとうございます!!CLOVERで一緒に活動できる日が来るのを、心から楽しみにしています!


さて、3月11日に行われたミーティングから、国際法勉強会が再始動しました!

通算5回目となる今回は、難民申請やそれに関する裁判について、制度の問題点を指摘しながら発表してくれました。難民申請の結果や裁判の判決が出るまでに長期間を要すること、またその間の支援の不足、難民審査参与員制度の透明性、難民申請棄却直後の強制送還など、様々な問題を抱えていることが分かりました。

いくら国を守るための制度とはいえ、難民申請した方の最低限の人権は守る必要があるのではないでしょうか。(個人の意見です。)

これからも国際法に関する知識を深めていき、深い意見を述べられるようになりたいと思います。また、パワポ制作の練習の場としても、勉強会を有意義に活用していきます。


面会活動は、2週間ほど前から再開しています!

久しぶりの面会で緊張することがありますが、感染予防策を講じたうえで、充実した活動ができればと思います!

3月4日 ミーティング報告

こんにちは!1年のほのかです。

3月4日のミーティングでは、広報と面会リストの引き継ぎ、国際法勉強会、そして「やさしい日本語」イベントの振り返りをしました。

広報と面会リストの引き継ぎはスムーズに決定することが出来ました。ずーさん、ももさん今までありがとうございました☺しっかりと引き継いで、頑張りたいと思います💪

国際法勉強会は前回に引き続き4週にわたって行うことが決定しました。前回のみなさんの発表から学んだことを生かして、取り組んでいきたいと思います!

「やさしい日本語」イベントの振り返りでは、自分のグループだけでなく、他のグループの様子を知ることが出来たことで、沢山のことを学ぶことが出来ました。質問の時間やイベント、ワークショップの時間設定、英語版の資料作りなど様々な改善点が見つかっただけでなく、良かったところも共有できたのが良かったです!今回共有した改善点や良かった点を活かせるように、定期的にイベントをしたいと思いました。イベント参加してくださった方本当にありがとうございました☺

これからは面会も再開するので楽しみです!

2月18日 ミーティング報告

こんにちは🍀CLOVER1年のゆうきです!

今回のミーティングは、国際法勉強会と2/20に行われるやさしい日本語オンラインイベントの打ち合わせを行いました!


まずは、国際法の勉強会について。今回は担当のメンバーが、難民法の制度に関わる事例の発表してくれました。被収容者さんの人権が制限されてしまう事例、国ごとの国籍法の違いから、無国籍になってしまう事例などを通して、ルールと現実の折り合いの難しさを感じました。
ルールをきっちりと定めたとき、ルールに当てはまらない人は適切な権利が与えられなくなってしまう恐れがあります。かと言って、ルールに裁量の幅を持たせると、それを行使する人の裁量によって精神的・肉体的に大きなダメージを受けてしまう人が生まれる危険もあるのではないでしょうか?難民として認定されない方々は、逃げた先での暮らしや収容されてしまったときの暮らしの中で、どちらの面においても困難があるように思えました。
難民問題について法的な面についても考えていけるように、これをきっかけに深掘りしたいと感じました。


そして、やさしい日本語のオンラインイベントです。当日の流れについて確認をしました。私にとっては、CLOVERでやる初めてのイベントです。参加してくださった人が気付きや発見を持ち帰れるようなイベントに出来たらと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました🙇

2月4日 ミーティング報告

こんにちは!2年のもえです。
2021年に突入してから、あっという間に2月になってしまいましたね。
2年生ですと名乗るのもあと少しか、と考えると寂しくなるこの頃です。

 

2月4日のミーティングでは、つかさ、かな、ほのかが勉強会をしてくれました!
実際に入管での事例を取り上げながら説明してくれたので、こちらも面会の経験などからも想像が付きやすく、とても分かりやすい勉強会でした!
「被収容者処遇規則」を通して、入管についての現状と課題が見えてきました。例えば、医療体制について。規則には、健康状態の管理、相談、手当など書かれていますが、現状ではすぐに処置してもらえないことも多々あります。また、そんな入管の環境に異議をとなえる手段としてのハンガーストライキにより、被収容者が実際に亡くなってしまう事例も起こりました。さらに、入管施設の職員の方に関しても、精神的な疲労を受けてしまう現状があることを知りました。私たちが被収容者さんに関われる、そして力になれることは少ないかもしれません。ただ、その中で最大限支えていける精神安定剤となれればいいなと感じました。

 

優しい日本語のオンラインイベント当日が近づいてまいりました!
まだまだ参加者募集中ですので、ぜひお気軽にお申込みください!お待ちしております。

1月28日 ミーティング報告

 こんにちは、2年生の岳です。

 今回の勉強会は「難民条約と日本」というテーマで、もえが発表してくれました。以下が主な内容です。
 難民条約は現在難民保護についてルールのような役割を持っています。例えば、日本でも難民申請に対して条約の定義に基づいた判断がなされています。
 日本においては難民の認定率は低いと言われていて、それはこの定義を厳しく解釈しているためです。一方で本国で迫害される、または命の危険がある人を追放・送還してはならないというノン・ルフールマンの原則も軽視はできません。主に日本における長期収容の原因の一つは、この原則と難民不認定との間に挟まれることだと言われています。このような状況にある被収容者の方々について、それを看過せず考え、小さなことからでも「寄り添う」支援をしていくことが大切であり、それがCLOVERの目的でもあります。

 勉強会の後、先日行われた国際系団体交流会についての意見交換を行いました。普段見ることのできない他組織内部の工夫が見られ、参加したメンバーは各々様々な収穫を得たようです。私たちも団体としてさらに運営や発信を強化しつつ、他の団体との交流も深めていけるといいですね。

 また、今後行うオンラインイベントについての進捗や確認も行いました。既に自分の役割をスマートに完了したメンバーもいて、喜ばしい限りです。また完成したものも全員で吟味し、しっかりとした議論ができました。このようにイベントも段々と形になってきております、お楽しみに!

1月21日 ミーティング報告

こんにちは!3年生のももです。1月21日のミーティング報告します。

 

今回のミーティングではイベントに向けての進捗状況の確認と、がくによる難民に関する国際法の勉強会を行いました。

 

やさしい日本語に関するイベントは2月20日に行う予定です。イベント情報については今後も各種SNSで発信していくのでそちらも是非チェックしてください!

 

勉強会では、なぜ難民が国際法上認められるようになったかということを歴史的に学び、また難民の権利や、現在適用されている1967年の難民の地位に関する議定書の内容についても学びました。
大切なのは、例え難民認定されたとしても、そこで議論を終わらせるのではなく、その人がその後どのように暮らしていくのが最も良い形なのか、またその人の権利やアイデンティティに関することも考慮する必要があるということが分かりました。

日本は低い難民認定率についてよく議論されがちですが、難民にとって暮らしやすい社会をどのように作っていくべきかについても考える余地があるのではないかと思いました。

今後も勉強会を通して難民への理解をますます深めていきたいと考えています。

 

そして今回のミーティングにはフレッシュな顔ぶれが✨高校生が参加してくれました!

少しでも多くの人がわたしたちの活動を通して、難民のことを知ってもらえたらとても嬉しいです。😊