CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

2月4日 ミーティング報告

こんにちは!2年のもえです。
2021年に突入してから、あっという間に2月になってしまいましたね。
2年生ですと名乗るのもあと少しか、と考えると寂しくなるこの頃です。

 

2月4日のミーティングでは、つかさ、かな、ほのかが勉強会をしてくれました!
実際に入管での事例を取り上げながら説明してくれたので、こちらも面会の経験などからも想像が付きやすく、とても分かりやすい勉強会でした!
「被収容者処遇規則」を通して、入管についての現状と課題が見えてきました。例えば、医療体制について。規則には、健康状態の管理、相談、手当など書かれていますが、現状ではすぐに処置してもらえないことも多々あります。また、そんな入管の環境に異議をとなえる手段としてのハンガーストライキにより、被収容者が実際に亡くなってしまう事例も起こりました。さらに、入管施設の職員の方に関しても、精神的な疲労を受けてしまう現状があることを知りました。私たちが被収容者さんに関われる、そして力になれることは少ないかもしれません。ただ、その中で最大限支えていける精神安定剤となれればいいなと感じました。

 

優しい日本語のオンラインイベント当日が近づいてまいりました!
まだまだ参加者募集中ですので、ぜひお気軽にお申込みください!お待ちしております。

1月28日 ミーティング報告

 こんにちは、2年生の岳です。

 今回の勉強会は「難民条約と日本」というテーマで、もえが発表してくれました。以下が主な内容です。
 難民条約は現在難民保護についてルールのような役割を持っています。例えば、日本でも難民申請に対して条約の定義に基づいた判断がなされています。
 日本においては難民の認定率は低いと言われていて、それはこの定義を厳しく解釈しているためです。一方で本国で迫害される、または命の危険がある人を追放・送還してはならないというノン・ルフールマンの原則も軽視はできません。主に日本における長期収容の原因の一つは、この原則と難民不認定との間に挟まれることだと言われています。このような状況にある被収容者の方々について、それを看過せず考え、小さなことからでも「寄り添う」支援をしていくことが大切であり、それがCLOVERの目的でもあります。

 勉強会の後、先日行われた国際系団体交流会についての意見交換を行いました。普段見ることのできない他組織内部の工夫が見られ、参加したメンバーは各々様々な収穫を得たようです。私たちも団体としてさらに運営や発信を強化しつつ、他の団体との交流も深めていけるといいですね。

 また、今後行うオンラインイベントについての進捗や確認も行いました。既に自分の役割をスマートに完了したメンバーもいて、喜ばしい限りです。また完成したものも全員で吟味し、しっかりとした議論ができました。このようにイベントも段々と形になってきております、お楽しみに!

1月21日 ミーティング報告

こんにちは!3年生のももです。1月21日のミーティング報告します。

 

今回のミーティングではイベントに向けての進捗状況の確認と、がくによる難民に関する国際法の勉強会を行いました。

 

やさしい日本語に関するイベントは2月20日に行う予定です。イベント情報については今後も各種SNSで発信していくのでそちらも是非チェックしてください!

 

勉強会では、なぜ難民が国際法上認められるようになったかということを歴史的に学び、また難民の権利や、現在適用されている1967年の難民の地位に関する議定書の内容についても学びました。
大切なのは、例え難民認定されたとしても、そこで議論を終わらせるのではなく、その人がその後どのように暮らしていくのが最も良い形なのか、またその人の権利やアイデンティティに関することも考慮する必要があるということが分かりました。

日本は低い難民認定率についてよく議論されがちですが、難民にとって暮らしやすい社会をどのように作っていくべきかについても考える余地があるのではないかと思いました。

今後も勉強会を通して難民への理解をますます深めていきたいと考えています。

 

そして今回のミーティングにはフレッシュな顔ぶれが✨高校生が参加してくれました!

少しでも多くの人がわたしたちの活動を通して、難民のことを知ってもらえたらとても嬉しいです。😊

 

 

1月14日ミーティング報告

こんにちは!

CLOVER代表のつかさです。

 

14日のミーティングでは、イベントの話し合いと、これから始まる新企画について話し合いました!

 

以前の投稿でも告知がありましたが、イベントはやさしい日本語をテーマに、2月20日にオンラインで行います♪ 参加してくださる方に沢山の知識と「楽しかった!」という気持ちをお土産にできるように、ミーティングで各自の役割を確認したり今後の流れを共有したりしました。2月初旬に参加フォームを共有いたしますので、お楽しみに!

 

また、来週からは国際法の観点から日本の入国管理制度や東日本入国管理センターについて考察する新企画はスタートします!CLOVER内でより知識が深まるように努めていきたいと思います。来週のミーティングが楽しみです!

1月7日ミーティング報告

あけましておめでとうございます!3年のずーです。
昨年7月以来のミーティング報告をしようと思います。

今回は年明け最初のミーティングでした。
2月20日開催予定の「やさしい日本語」オンラインイベントについての内容を詰めたり、1,2月にCLOVER内部で独自に行う難民に関する国際法の勉強会や、筑波大学の国際系サークルで実施するオンライン団体交流イベントについてのお知らせがありました。やさしい日本語イベントは筑波大学伊藤秀明先生からご紹介いただいた大学院の方をお招きし、講義をしていただきます。その後イベントにご参加くださったみなさまと一緒にワークショップを行う構想です。興味のある方は、今後CLOVERがSNS等で発信するイベントの情報をぜひご覧ください!

1都3県で緊急事態宣言が発令され、茨城県内でも毎日多くの新規感染者が出ている中、CLOVERも面会活動を再開できていません。直接会ってお話できないことが残念でとても心配ですが、オンラインツールを最大限活用して「知る」「伝える」ことに力を入れ、少しでも被収容者さんたち及び日本に住む外国人の方たちに寄り添っていきたいと思います🍀
本年もよろしくお願いいたします。

12月17日ミーティング報告

こんにちは。
12月から新しくCLOVERの一員となった一年のあんじゅです。

 

今回のミーティングでは2月末に行われるyouth×UNHCRのイベントの紹介、そしてそれに向けての役割分担を行いました。

Youth×UNHCRとは2020年の難民の日をきっかけに、難民支援の輪を広めるために日本の学生や団体が立ち上げ、生まれたイベントです。「難民問題」は決して海の向こうの外国のお話ではなく、私たちが住む日本にも迫りくる問題です。どうすれば難民支援ができるのか?それを解決する糸口は私たちの行動にあります。私もまだCLOVERに入ったばかりで分からないことがたくさんありますが、これからしっかりと学んでいきたいと思います。      

難民についてはCLOVERの各SNS からも随時発信されているのでぜひご覧になってください。

 

さて、今回のミーティングは2020年、今年最後のものとなりました。今年はコロナ禍で待ちに待った大学生活が謳歌できなかったり、外出する機会も減ったりなかなか思い通りにならない一年でしたが、来年こそは日常に戻れることを今はただ祈るばかりです。

来年は、外出自粛が解除され次第、入管への面会も参加してみたいです!
それでは皆さん、良い年末年始をお過ごしください。

12月10日ミーティング報告

こんにちは!
先日入会した1年のかなです。よろしくお願いします!

10日のミーティングについて報告します。

今回は主に、学生団体総選挙の振り返りと、やさしい日本語に関するイベントの詳細について話し合いました。


総選挙の反省としては、人の心を掴むような話し方の工夫をすることや、印象に残りやすいスライドにすることなどが挙げられました。他の場面でも生かせそうな内容が多く、とても参考になりました。


そしてイベントは、新型コロナウイルス拡大の影響を受け、オンラインで開催することになりました。
やさしい日本語について学んだ後、実際にそれを使って話す体験をしていただく予定です。これをきっかけに、やさしい日本語への理解が深まるといいなと思います。イベントは2月に行われる予定なので興味を持った方はぜひ参加してみてください!


また、現在大学の方から対面での活動自粛要請が出ているため、面会活動再開の見通しが立っていません、、早く対面での活動が再開できることを願っています!