CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

10月22日 ミーティング報告

 

こんにちは。CLOVER2年の岳です!

22日のミーティングについて報告します。

 

まずは、実際に入管に面会に行ってきたメンバーからの意見交換がありました。面会はCLOVERの主要な活動の内の一つですが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて数ヶ月間実施が困難な状態にありました。しかし先日、入管の状態やリスク管理を踏まえ、ついに面会を再開することができるようになりました。
数ヶ月顔を合わせることができなかったCLOVERのメンバーを覚えていて心配してくださっていたり、状況の変化について語ってくださったり、様々なお話ができたようです。私自身まだ面会の経験が無かったので、大変勉強になりました。まだまだ新型コロナウイルスの状況は終息にはほど遠いかも知れませんが、各員が十分に考慮し、できることを行っていくことが重要ですね。

次に、SNS企画についての話し合いを行いました。内容とその担当など、いくつかの事項について決定しました。11月には皆さんにお届けできることと思います。ぜひお楽しみに!

また、秋学期における新歓についてもいくつか進展がありました。様々な国際系サークルや学生団体がある筑波大学ですが、迷っている方や悩んでいる方、国際問題に興味をお持ちの方など、ぜひCLOVERの活動を覗きにいらしてくださいね☺️

 

今回のミーティングは比較的速く進行し、予定していた議題についてもすぐに話がまとまりました。各々の意見も出てしっかりとした話し合いをしつつ、決めるところはきっぱり決める、そんなところもCLOVERの自慢できるポイントです。時間が余れば、コロナ渦では貴重なおしゃべりの時間が増えて一石二鳥ですね😊

 

また活動の選択肢が増えて(戻って)きたCLOVER、これからもよろしくお願いいたします。

10月15日 ミーティング報告

 こんにちは!ゆうきです🍀


 15日のミーティングでは、勉強会とイベントについての内容決めをしました!


 勉強会のテーマは「難民の政治的利用」。EUとトルコとの間で結ばれた協定に関してのニュースを通して、難民が国家間の交渉材料になっている事例を学びました。
 国内感情が悪くなったことでEUとトルコの行動が互いに衝突する方向に変化したことを知り、難民に対するネガティブなイメージを変えることの必要性を改めて感じました。

 ヨーロッパの難民問題や外国人のマナーについてニュースで取りあげられていることから、日本でも難民に対して良く思わない人はいらっしゃると思います。CLOVERでも「伝える」活動を続け、そのようなイメージを払拭していきたいです。互いに心地よく暮らせる社会を目指していけたらいいなと感じました!


 そして、イベントについての相談も行いました!11月下旬にもSNS展示祭を行う予定です🎉6月に行った難民の日に合わせた展示祭からパワーアップしたものをお届けしたいと思っています💪オフラインイベントについても検討を進めています。お楽しみに!
 

 これからもCLOVERをよろしくお願いします🙇‍♀️⤵️

10月8日 ミーティング報告

こんにちは!CLOVER2年のもえです。

ミーティングブログ更新を失念しておりました…ごめんなさい。
春学期から続くオンラインの授業形態に悪い意味で慣れてしまいました、もう一度生活習慣を見直したいと思うこの頃です。

今回は、主に秋学期に行うイベントについての話し合いを行いました。
難民についての映画や料理紹介、仮放免中の方とのオンライン交流会など様々な案があった中で、優しい日本語についてのコンテンツを進めていくことが決定いたしました!お楽しみに!!
すべて魅力的だったので、機会があればぜひやってみたいですね。

また、代替わりに伴い係分担も行いました。
人数が減ってしまいましたが、秋新歓も含め全員で頑張っていきたいです!

10月1日 ミーティング報告

こんにちは!

CLOVERの新代表となりました、竹田です。


今回は新体制初のミーティングでした!

ミーティングでは毎週恒例のメンバーによる勉強会と、今後の取り組みについての話し合いをしました😊


勉強会では1年のメンバーが「難民と教育」をテーマに、難民の方々が抱える教育問題の背景や、日本にいる自分たちにできることを発表してくれました!難民問題ついて新たな視点から考えるきっかけになる、興味深い発表でした


3年の先輩方が引退し新体制となりましたが、勉強会やSNSイベントなど今後も精一杯取り組んでいけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します🍀

9月24日 ミーティング報告

みなさんこんにちは!3年のえみです。
今回は、9月最後のMTでもあり、私たち3年生にとっては現役最後のMTでもありました。いやあ、あっという間でしたね、寂しい...😢

9/24勉強会のテーマは「女性と入管収容」。今年度から新しく参加した、ずーが発表してくれました!導入部分で紹介されていた「82年生まれ、キム・ジョン」は私も読んだことがあり、女性を取り巻くムーヴメントが盛んとなっている今、入管収容においてもその視点に立って考えてみることが大事だと改めて思いました。入管内でのプライバシー、コロナ禍における性暴力といった問題が顕在化してきている背景には、勇気を出して声を上げた人がいて、そのおかげで起こせた行動があったと思うし、一方でそれはまだ氷山の一角であって、まだまだ自分でも気付けていない問題が山ほどあることを意識していく必要があると感じました。
発表の最後の方で、「盗撮注意」の貼り紙について取り上げられました。「注意」という言葉は、被害者側に一定の責任があることを意味してしまっている可能性があるという話を聞き、もしかしたらこの話がなければ、私は貼り紙を見ても特に違和感なく過ごしていたかもしれないと思い、少し怖くなりました。

女性、難民、外国人...まだまだ多くの生きづらさを抱えている人々と共に寄り添い合って生きていくために、無意識より意識的に、問題に気付かないより気付こうとする姿勢であり続けたいです💪

さて、私の10代目代表としての仕事もこれで一旦終わりです。思い返すと、CLOVERに入って良かったなと思うことばかりです!私を含め引退する3年生、お疲れ様でした。そして、一緒に楽しく活動してくれてありがとう👏
これからは、自慢の頼もしい後輩がCLOVERを引っ張ってくれます!今後のCLOVERの活躍がとっても楽しみです...!みなさんも、温かい目で見守っていただけると嬉しいです🤗

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。次回以降の更新もお楽しみに〜
それでは!後輩へバトンタッーチ!🙌

9月17日 ミーティング報告

こんにちは!3年のハンナです!
9月は早くも中盤を迎え、筑波大学の夏季休暇も終わりを迎えようとしています。
さて!本日9/17のミーティングでは、三年次編入筑波大学、そしてCLOVERの仲間入りを果たしたももが「日本における移民・難民の社会統合」というテーマで勉強会をしてくれました!

移民・難民を受け入れる国は、彼らの言語・文化・歴史などを否定することはあってはいけませんよね。しかし、母国とは異なる国に住むということは、その国の法律を守り、社会規範に従うことが現地の方々との平和構築の前提条件です。そこで、移民・難民らをホスト社会にストレスなく適応させながらも、彼ら自身のアイデンティティを尊重するという意味での「統合」を目指す必要があるのです!

移民・難民の受け入れは、日本の経済界には労働力、生活面では地域の活力を提供してくれるメリットがあることを、実在する「いちょう団地」の例なども紹介しながら説明してくれました。一方で、日本人のゼノフォビア(いわゆる「外国人嫌い」)による外国人受け入れに消極的な面も、様々なデータで他国とも比較しながら紹介してくれました。

現実では、移民・難民らへの日本語教育体制の不足や地域コミュニティへの参入のしにくさなど、彼らが日本社会に「社会統合」されるまでに数多くの障壁があります。ももは、これらの課題を「移民・難民を扱う独立機関設立」「自治体の役割の再認識」といった方法で解決の糸口を見出したようで、私自身も賛同できる部分もかなり多かったです。事実、受け入れ大国のEU諸国などでは難民審査を行う独立機関が存在する国が多く、地域コミュニティに上手く溶け込めるような仕組みが社会全体で構築されています。

日本は移民・難民の受け入れに関してまだまだ後進国であり、理想的な「社会統合」を可能とする社会基盤が不足しています。しかし、現に東日本入国管理センターの被収容者さんを始め、技能実習生や教師など、日本に訪れる移民の数は年々右肩上がりになっています。彼らのためにも、一刻も早い外国人受け入れ態勢の整備・日本人の外国人に対するネガティブな印象の払拭が必要です。CLOVERは、地域レベルでの外国の方への支援を行うことで、彼らを「難民」「外国人」ではなく、一人一人の人間として捉える視座をもって今後も活動していきます!

10月からは代替わりということで、私がブログを担当することはこれで最後です。
CLOVERの後輩はみんな頼もしく、いい子ばかりです。今後もCLOVERの応援よろしくお願いします!

9月10日 ミーティング報告

こんにちは。2年のもえです。
9月も中旬へと差し掛かり、段々と涼しくなってきましたね。思っていたよりやらなきゃいけないことが多くて、焦りを感じているこの頃です。

9月10日の昼MTでは、たすくが素晴らしい勉強会をしてくれました!
音声付きの動画を作成してくれて、まさに授業動画のクオリティで驚きでした…。
テーマは、『日本にいる外国人に、日本人ができる支援について考える』というものでした。
実際のアンケートデータなどを用いて発表してくれたので、日本人が持つ外国人に対する潜在的な偏見みたいなものが壁を作ってしまっているのだと知ることができました。

たすくの勉強会を聞いた後は、メンバーで意見交換をしました。
全体でいいなと思った意見は、優しい日本語を意識しようというものです。日本語をある程度学んできた外国人に英語で話しかけることは逆に失礼に当たるかもしれないから、日本語初心者でも理解できる日本語を使うことを心掛けるだけでも、心の距離を近づけるきっかけになると先輩がおっしゃっていたのが印象的で、とても共感できました。

身近なところから意識できることは色々あることを改めて学びました。
自分も含め、日本全体が少しずつ変わっていけたらいいですね。