CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

【イベント報告】なんみんフェスティバルを終えて

みなさんこんにちは、副代表のぶっち―です。

もう今年も残すところ数十時間ですね(笑)

今更になってしまったのですが今年一番のイベント、「なんみんフェスティバル」の報告をしたいと思います。私がチーフを務めさせていただきました。

 

今回のコンセプトは「難民問題を体感しよう」とし、来場者のみなさんに難民問題について「知る・考える・発信するきっかけ」を提供することを大きな目的として準備をしてきました。今年も慶応義塾大学の公認団体「S.A.L」さんのご協力をいただいて、群馬県館林市に住むロヒンギャ難民にフォーカスしたドキュメンタリー「ひかり」を上映させていただき監督さんにもご登壇いただいたり、仮放免者の方で交流のある方をお呼びしてお話を聞かせていただいたり、現役のメンバーはもちろん、引退された先輩方をはじめ、周りの方々の協力なしには成功させることのできないイベントでした。

 

前回のなんみんフェスティバルで良かったところを取り入れ、もっとできることはないかなと可能性を広げることが個人的な目標でした。情報の伝わりやすさを考えた展示、みじかに難民認定の難しさ、そして難民も「人」であるということを体感できるブース、そして「発信」が楽しくなるような某写真共有SNSのフレーム設置などなど、準備が大変だったものも多い中、皆で頑張ってよいものができたと思います。

 

ここで少し、「発信」について話をさせてください。あくまでの個人的な見解です。今回のなんみんフェスティバルで「発信」を目標に掲げたときから、発信とは何だろうとずっと考えていました。私たちのイベントは最大でも数十人にしか来ていただくことができず、その場だけで伝えられることも伝えられる人数もとても限られています。そのようななかで、来場された方が何かを感じ、それを誰かに発信してくれたら。。。数十人が数百人になり、もっともっとその先も、、難民・入管問題に対する議論はどんどん大きくなっていくのではないか、その最初のきっかけになれたらいいなあと。結果的にどこまで私たちの思いを伝えられたかわかりませんが、発信を一つの目標として捉えられたとはCLOVERにとっても新しい一歩なのかなとも思います(語りすぎですかね(笑))

 

何はともあれ、ご協力いただいた外部の方々、先輩方、一緒にイベントを作り上げてくれたメンバーのみんな、そしてご来場いただいた方に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。今回できたこと、やろうとして力及ばなかったこと、もっと頑張れたこといろいろありますが、しっかりと次に生かせるようにまだまだ頑張ります!

年の瀬なのでつい懐古的になってしまい、明け方なのでついつらつらと文字を重ねてしました(笑)

ここまで読んでくださった皆さんによい年が訪れますよう、謹んでお祈り申し上げます。