CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

7月16日 面会報告

こんにちは、こうじです。

7月20日の面会報告です。参加者は、僕とリュウさんとまさ(僕の学外の友人)でした。まさはCLOVERメンバーではありませんが、メンバーでなくても面会に行けるので、興味がある方はぜひCLOVERまでご連絡ください!

僕はブラジル出身の男性の方と面会しました。会うのは4回目なのですが、いつもより元気がない気がしました。

話を聞くと、彼は自殺未遂をしたそうです。洗剤を大量に飲んだとのことです。彼はもう3年2カ月も収容されています。

人権のない収容生活

これは人を肉体的にも精神的にも追い詰めます。入国管理センターでの死亡事故は過去にいくつか起こっています。

僕はこれを日本の闇だと思っています。在留資格が無いだけでこんなにもひどい扱いを受けていいのでしょうか?ましてや難民の方々は母国に帰れば命の危険があります。日本にいざるを得ないのです。そんな方々を追い詰めているのが今の日本の現状です。

「日本人だって大変なのに、外国人を保護する余裕なんてない」

そんな意見もあります。確かに、日本は日本人にとって良い国であるべきです。しかし、日本が戦後多くの支援を外国から受けたように、日本も国際社会のために何かしなくてはなりません。ODAうんぬんの前に、日本には多くの難民が逃れてきています。彼らがもっと住みやすい社会になるよう、皆さんも目を向けていただけないでしょうか?