CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

初めての面会

国際地域研究科メディア情報コースの王茜です〜今回初めてクローバーメンバーの一員として牛久市収容所へ行って来ました。今まで難民に関わる知識や情報を何も分からなかったので、そっちに向かってる途中まで不安のかたまりだったが、同行したとみちゃんとめぐみちゃんがいろいろ教えてくれて緊張感もほぐした^ ^

今回、面会した相手はフィリピンの男性で、もう何回もクローバーメンバーと会ったことがあるそうです^ ^彼からクローバーへの手紙もいただいてすごく嬉しかったです、こういうやりとりは持続的な関係と言えるかな^ - ^ほぼ三十分の待ち時間が経って、やっと面会相手とお会いできました。それはすごく狭い部屋で、ガラス越しにしか話せなかった。奥さんは日本人なんですが、何かの原因で配偶者ビザまだ降りてないらしい、ここに収容されてます。多分私たちがここに来て彼と会わなかったら、他に面会して来る人がいないだろうと思ったら、すごく責任感を感じました。私たちは多分彼氏と外の架け橋のような、心の支えという存在じゃないかと強く使命感を湧いてきました。特別な原因で外の世界をちゃんと満喫できなくて、肉親がいるとしても家庭のぬくもりを感じることができなくて毎日、自由も奪われて限られた部屋の中、思う存分に生活もできません(u_u)

私も外国人なんですから、彼の気持ちを十分理解できるつもりです…異国にきて肉親と遠く離れているその寂しさと自由への憧れ、彼との会話から見えてきました。でも、日本という国の暖かさや異国の旅の面白さを味わって楽しんで日々を過ごしている私と違って彼は収容所で生活を苦しんでいるそうです、なので、私たちにできることは彼が早くここから出られるように必要な資料の手伝い、あと、彼は一人ぼっちじゃないということつまり、日本という国の暖かさを彼にできるだけ伝えて行くことだと思います^ ^当然、彼からもたくさんのエネルギーをもらいました^ ^いろんな国の人と会ってたくさんの話を通して異文化交流にもなって大変勉強になりました。

これからも一つの架け橋になってどんどん外の情報を収容所の皆さんに伝えて、難民たちの微笑みを見られるように頑張りたいと思います^ ^

よろしくお願いします^o^