CLOVER~難民と共に歩むユース団体~

日本社会の中でも、声なき声を発しながら、懸命に生きている“難民”がいます。  日本の難民問題☆知ろう・伝えよう・繋がろう・行動しよう!筑波大学社会貢献プロジェクトとして活躍中!

面会 13/10/9

こんばんは、資源3年のぐみです。

執行代が次代に移ったということで、感慨深い今日この頃です。

さて、今日も面会に行ってまいりました。

普段よりも、順番がまわってくるのも、面会室に入ってから会えるのも、明らかに早くて驚きました。

今日お会いした2人の方は、入国時に成田空港で捕えられ、直接収容所へ来られたようで、日本という国での暮らしを全く知らないとのことでした。

日本人ってどんな人たちなの?

Friendly? Kind?

ここの外にはどんな美しいものがあるの?

そんな問いかけをされ、なんだか複雑な思いになりました。

車で1時間も離れていない、同じ日本に住んでいるのに、日本のことを知ることができない人たち。

でも日本のことを知りたくて、日本人について知りたくて、純粋な眼差しで尋ねてくる人たち。

面会を通して彼らと出会うことは、彼らが持つ日本人のイメージの、一端を担うことになります。

この人たちの目に、この国はどう映るんだろう。

この人たちが、「知りたい」と思えるような国で、国民で、あり続けられるだろうか…。

そんなことを思わされた面会でした。