移民・難民勉強会
こんにちは、むーみんです。
私は日本語・日本文化学類2年のまみといいます。
むーみんと覚えてください(^‐^)
筑波も本格的な寒さになってきましたね。
マフラー・手袋は手放せません。お鍋とかあったかいものが食べたくなります。笑
さてさて私が書く記事ですが、
12月13日(月)に行われた、移民・難民勉強会(@筑波大学)に、参加してきましたので報告します☆
一週間も前のことで、ほかのブログアップよりかなり遅くなってしまい、本当に申し訳ないです。
しかも、12月15日から毎日ブログアップされてますよね、素晴らしい!!
今回のプレゼンターは、飯笹佐代子先生(いいざささよこ・東北文化学園大学)でした。国際総合学類でもひとつ授業を行っているそうです。
テーマはオーストラリアのボートピープル問題に関してでした。
多文化・多民族国家として、移民にやさしい国というイメージがオーストラリアにはあると思いますが、実際に海岸からやってくるボートピープルには、とても厳しい対処と空軍・海軍が沿海監視を行っているということでした。
移民政策全体としてはとても充実した対処が行われているのに対して、ボートピープルにだけ悪いイメージを国民にもたせている、というような印象を持ちました。
というのも、難民キャンプからオーストラリアへの移住を順番待ちをして並んでいる人がいるにも関わらず、その間を割り込んでオーストラリアに来ている、というのがオーストラリア政府側の理由でした。
しかし、難民申請を行えばほとんどのボートピープルはオーストラリアに移民として入国することができるそうです。追い返すわけでもないのに、わざわざ第3国にまで収容所を設けたり、海軍空軍で監視するというパフォーマンスがいるのか疑問なところです。
そこで、飯笹先生がおっしゃっていたのは、「国家主権の浸食が進展しているように見えるグローバル化の時代において、人の移動の管理は国家主権を担保し得る、残された数少ない領域のひとつ」ということでした。
国家主権を可視化するには、軍の監視も有効なパフォーマンスになるということでした。
そんな方面からボートピープル問題が故意に利用されているなんて、命を危険にさらして小さな船でやってくる難民たちに、なんだかやりきれない思いを抱えます。
しかし、オーストラリア政府のその点だけを見るのではなく、移民政策の一つとして難民問題にたいして対策を講じているさまざまな政策に関してを見れば、日本の難民政策の重要なヒントになると思います。
なんだか堅いブログになってしまいました!!!
飯笹先生の書かれている『シティズンシップと多文化国家-オーストラリアから読み解く』(日本経済評論社、2007年)という本の中に今回の勉強会での内容も含まれているとのことですので、詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい。
次回勉強会告知
次回の移民・難民勉強会は1月24日(月)を予定しています!
興味のある方は是非ご一報ください。
また、新しい一週間が始まります。
今週水曜日(22日)も面会に行ってきます(^-^)ノ
たぶん8人くらいで行く予定で、初めて面会に行く人もいます。
なので、また面会の報告をこのブログでも誰かがアップしてくれると思うので、記事を楽しみにしていてくださいね。
今週も顔晴っていきましょー♪
以上、むーみんがお送りしました。
読んでいただきありがとうございます。